LIXILタイルデッキ特集

タイルデッキとは何か?

LIXILタイルデッキの商品をご紹介いたします。

人工木ウッドデッキは皆さんよくご存じだと思いますが「タイルデッキて何?」「そんな商品聞いたことがない!」

とお思いの方たくさんいると思います。

 

タイルデッキとは、人工木ウッドデッキの構造(骨組み)にタイルを専用のボンドで貼っていく商品です。

人工木ウッドデッキと比べて、根太が多いのが特徴です。タイルの強度を保つため、タイル自重に対応するため、タイルデッキ自体の強度を保つために必要と考えられます。

 

通常タイルを貼る施工方法ですと、「コンクリートブロックで囲いを作り、盛り土をして路盤材(砂利等)を入れて転圧をして、下地を作りタイルを貼っていく」と言う流れです。大変手間と時間がかかる施工方法です。

住宅の基礎には「風窓」という風の通り道があります。基礎の上に土台があり床を支える束や大引き、根太などが湿気によって腐らないように風を通し乾燥させる大切な役目が「風窓」です。

 

上記のタイル貼り施工方法ですと「風窓」を塞ぐことになってしまいます。(塞がなくても風を通す方法や商品もありますが高額になります)しかし、タイルデッキは人工木タイルデッキと構造的に一緒なので、「風窓」を塞がなくとも施工ができ、施工日数も通常のタイル張り施工方法に比べ、とても短いのが特徴で費用も抑えられるのも魅力的です。

タイルデッキの構造

人工木ウッドデッキとは何か?

次に、人工木ウッドデッキとはどんな商品でしょう。

構造的にはタイルデッキ同じですが、人工木ウッドデッキは根太がありません。

人工木ウッドデッキは、大引きの上に人工木を固定していく構造なので(人工木自体が構造体の一部)部品が少ないのが特徴です。

人工木の素材は、100%リサイクルされた樹脂に木粉を混ぜて作られているため、腐らなくて強度のあり加工もしやすく、木材のような風合いが特徴なのです。(本物のウッドのような商品もあります)

 

加工もしやすく、変形した場所にもある程度対応できるように様々な部品もあり、お客様の要望にも答えられるように作られています。施工時間も短いので、大きさやオプションにもよりますが、1日で施工完了も可能なのがとてもいいですね。

金額もタイルデッキはよりはお手軽な金額なのでお財布にやさしいですよ。

 

しかし、あくまでも樹脂製品なので劣化することは避けられません。年月が経つと表面の色が薄れてきたリ、シミが出来たりするのでメンテナンスが必要になります。火や油、高温になるものが触れると当然溶けてしまいます。

人工木ウッドデッキ構造

タイルデッキの特徴

タイルデッキは人工木とは違いタイルですので、火や油・高温になるものが触れても溶ける心配はありませんので

BBQをしても大丈夫です。しかし強い衝撃を与えると割れてしまうことがあります。

人工木ウッドデッキに比べ部材が多く、施工に時間がかかってしまいます。

タイル一枚の大きさは、約600㎜×600㎜・厚さ20㎜、重さ一枚当たり15㎏もあります。とても大きく重たいです。

イタリア製のタイルですから、高級感は人工木とは比べ物にはなりませんし、重量感・質感はもちろん、耐久性にもとても優れています。

 

通常のタイル張り施工でもこの大きさ・この厚みのタイルを使用することは、まずありません。

存在感がありすぎてデザインに影響してしまうことはないのかと思いましたが、実際に設置してみると

住宅デザイン・ガーデンデザイン・外構デザインを損なうことなくマッチして、高級感を増してくれます。

とても素晴らしい商品だと思います。

しかし、人工木ウッドデッキは加工がしやすいですが、タイルデッキは加工がしにくいので変形した場所の設置には向きませんし、手すりやフェンスを付けたり、スロープを付けたりするオプション設定もありません。

大きさも人工木ウッドデッキよりは細かく設定されていないですので、設置場所もある程度決まってきます。(大半は設置できますが)

 

金額も人工木ウッドデッキより高額(24万円位から)にまりますが、とにかく重量感・存在感・高級感はこの上なく素晴らしく、お値段以上の商品です。

ワンランク上のガーデン空間を楽しんで頂くには、最適な商品がタイルデッキだと思います。みなさまもいかがですか?

LIXILタイルデッキ用タイル(イタリア製)

タイルの色は3色あり、グレー、アイボリー、ブラウン

今回は住宅の配色、外構のデザインなどを考慮して、ブラウンを選びました。

LED照明オプションの紹介

LIXIL美彩シリーズ  シンプルラインライト

今回施工したタイルデッキにオプションのLED照明を取り付けました。

夜間足元を照らして安全を考慮、デザイン性もUPします。

あたりが暗くなると幻想的な空間になりますよ。日中とは違うイメージになり、両方の空間が楽しめます。

LIXILのトランス電源ユニット(点灯テスト)

今回は屋外用35Wを使用しました。DC12Vは電気工事の資格が要らないので、誰でも取り付けできます。

接続もカプラーを差し込むだけなので、とても簡単です。

タイマー機能、明暗センサーも付いているので、お好みの設定が出来ます。

LED取り付け状況

幕板に専用のクリップで取り付けしていきます、簡単です。

タイルデッキ施工事例

とても幻想的な空間です。

日中もタイルの質感が良くわかり最高です。

高級感・重量感がありますね。幕板パネルは住宅のサッシの色に合わせて、シャイングレーにしました。

BEFORE
BEFORE
AFTER
AFTER
NIGHT
NIGHT