芝生の肥料についてご紹介したいと思います。
質のいい芝生を育てるには、肥料は欠かせません。
芝生の発芽が始まる3月から11月ごろまでは、肥料を与える必要があります。
肥料の種類ですが、化成肥料と有機肥料に分類されますが、手ごろなのは化成肥料だと思います。
芝生用の化成肥料は即効性が高いですから効果もとても分かりやすいと思います。
しかし、ほとんどの商品はチッソ・リン酸・カリの主要三要素しか入っていない為、そのほかの栄養素を補給できません。
チッソ・リン酸・カリの主要三要素しか補給できないと、生理障害が発生しやすく、土が瘦せてしまう「地やせ」が
発生しやすくなってしまいます。
有機肥料は豊富な種類の栄養素を補給でき、栄養バランス的には優れている為、地力の向上につながります。
化成肥料とは違い即効性ではなく、効果は緩やかなため効果がわかりにくい特徴がありますが、効果が長続きします。
匂いがする為、使用する場所を注意しなければなりません。
今回は、有機肥料をご紹介いたします。
万緑ーNHTという商品です。
有機物の分解、ケイ酸肥料、リン酸肥料、悪玉菌の善玉化、微量要素となっており土壌改良剤です。
芝生サッチ分解効果、病害金(悪玉菌)の善玉化効果があります。
エンザミンと言う商品です。
酵素(プロテナーゼ、アミラーゼ、カタラーゼ)入りのアミノ酸有機肥料です。
スーパーグリーンフードSと言う商品です。(微生物発酵濃縮活性有機肥料)
有益微生物(方線金、細菌、糸状菌)により、土壌に本来の活力を取り戻し、土壌病原菌などの増殖を抑え地力を高めます。
万緑ーNHTと組み合わせる肥料は、エンザミンがおすすめです。
エンザミンはチッソ・リン酸・カリが、11-0-5ですので 万緑ーNHTは0-5-0で相性は抜群です。
万緑ーNHTのトレハロースとエンザミンの酵素が相乗効果を生み、旺盛な成長力を発揮しサッチ分解においても
相乗効果を生みます。
今回ご紹介した肥料は、広島県にある株式会社松浦商店が販売しています。
高麗芝についてとても詳しく、とても参考になりますので皆様もぜひアクセスしてみてください。